さて、大随求菩薩の手は八本そして、それぞれの手に宝具を持っておられます。
五鈷杵や槍、鍵など、それぞれの悩みに寄り添って、使われる宝具を丁寧な仕上げています。
そして、本体はこれから、彩色をして截金を施します。
想像する以上の御仏を目指して頑張りたいと思います。
安田明玄が仏像を彫り、そして私安田素彩が彩色をさせていただいて一体の御仏を制作させて頂いています。
思えば、物凄く幸せな事だと思っています。心ゆくまで彫って美しい截金をさせていただく。そして、一体の美しい御仏が出来る喜びは、例えようのない気持ちな高揚感をいただきます。
そして、不思議な事も何度か経験していますが、その御仏からもありがとうの気持ちが伝わって来ます。そして幸徳もいただける事もあります。
さて、頑張りたいと思います。