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仏像ピラミッドその③

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菩薩】

観音菩薩・弥勒菩薩・普賢菩薩・勢至菩薩・地蔵菩薩~など、思い当たるだけでもたくさんおられます。

菩薩は如来の補佐をして悟りを求め衆生を救うために修行をしておられます。

その中でも観音菩薩は観音様と言って親しまれております。

「観音」は音を見ると書きますが、舞狂では、「見分一致」との見方があり、音を聞くことは、観る事と同じと考えられています。

観音様は「菩薩行」をされていて、人々の悩みや苦しみを深く観て、その人に合った救済の手を差し伸べられています。

そのため千手観音と言ってたくさんの手を持っておられる姿をされていたり、頭の上に四方八方の困っている衆生を観るため11面の顔を持った姿の像が作られたりしています。

そんな異様な姿の観音様ですが、とても美しいお姿をされているのは不思議ですね。

菩薩行とは、困っている人々のあらゆる悩みや苦しみに寄り添い救済を試みておられます。