『観音菩薩とは?』
観音菩薩の「観音」は音を見ると書きますが、仏教では「見聞一致」との見方があり、音を聞く事は、観る事と同じと考えられ
観音様は「菩薩行」をされていて、人々の悩み苦しみを、よく聞いて衆生を救う役目をされています。
よく聞く👂👂👂という事は、その苦しみや悩みを深く観て、その人に合った救済の手を差し伸べてくださるのだそうです。
観音様の手は普通の人間から比べたら異様に長く、下ろせば膝ぐらいまであります。それは、苦しんでいる人々を救済するために少しでも長く手を差し伸べておられるお姿です。
でも何故美しいのでしょう?異様なぐらい手が長く、11面観音様に至っては、頭の上に顔が11も付いています。
これもあらゆる方向を向いて、困っている人々を救済する為に見落とす事がない様にたくさんのお顔が付いています。
それぞれの顔も優しいお顔や怒ったお顔、また笑ったお顔とありますが、これは普段私達も優しくなだめてもだめなら、怒ります様に、その人に合ったお顔で救済を試みるお姿なのでしょう。
そして、正面のお顔は穏やかで手の長さも、頭上のお顔の異常さも打ち消されてしまいます。
でもオーソドックスな観音様がやはり身近に感じられて、とても人気があるようです。
ご真言は
「オンアロリキヤソワカ」
唱えてみてください。
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