仏像の開眼はとても緊張します。
良い日を選んで、神棚に祝詞をあげて、塗香をつけて、線香を焚いて頑張ります。
開眼の見本は、截金を教えていただいた時に
まや先生に入れていただいた、阿弥陀様の眼を参考にしています。
先生はさっさと入れられたのですが、ちゃんと眼が入っています。
初めは何時間もかかりました。
今でもかなり苦労します。
仏像は木で作っているので、木の木目は縦に通っています。
それで、
目の瞼の部分は、木口なのでちょっと筆に墨がつきすぎると、さーと木口の木目を通って墨が入っていきます。
檜の仏像だともうそれで、大変な事になります。
筆に少しだけ墨を含ませカスカスにして少しづつ描いていきます。
アイラインは特に大事で、女性だったらわかりますよね😊😊
しっかり入れると、眼力が違います。
このアイラインが、木口なのでとっても怖いのです。
眉も右利きなので右はスッとかけますが、左は反対なのでとっても難しいです。